コロナの影響で開催時期をずらして行われた2020年の全米オープンが終了しました
優勝したのは今年のゴルフ界に色々な話題と驚きを与えたB・デシャンボー
2位に6打差をつける圧勝で初のメジャータイトルを獲得しました
デシャンボーといえば急激な肉体改造を行い、圧倒的な飛距離を手に入れゴルフ界を驚かせました
今大会も5.5度の1Wで常に330Y以上の飛距離を生み出していました
フェアーウェイキープは4日間で23回だけ、1981年以降の優勝者の中では最低らしいですが
深いラフも圧倒的な飛距離が出せるパワーでねじ伏せてしまったようです
この難コースで1日もオーバーパーがなかったこと
最終日にアンダーでプレーしたのはデシャンボーだけだったことを考えると
パワーゲームになっているゴルフ界にさらに大きな影響を与えるかもしれませんね
2006年、前回このコースで開催された全米オープンの優勝スコアは5オーバーでした
今回も始まる前は8オーバーとか、耐えた選手が優勝するとか言われていましたが
終わってみれば優勝スコアは6アンダー、2位はイーブンパーでした
道具の進化やスイング理論の発展でゴルフのレベルが相当上がったのがわかりますね
日本男子で初のメジャー制覇を期待されて4位タイからスタートした松山英樹
4番までに5つスコアを落として優勝争いには加われませんでしたが
怪物ばかりのメジャー大会で対等に戦えているだけでもすごいことだと思いますけどね・・・
次のメジャーは日程変更され、11月に行われるマスターズ
得意コースのオーガスタでディフェンディングチャンピオンのタイガーも優勝争いに加われば
ますます面白い試合が観られそうですね
by とおる